Hamliteの動作(棋譜や盤面の色など)を指定するためのパラメータ一覧です。 各パラメータには初期値が設定されていますので、パラメータの指定なしでも動作はします。 パラメータを指定することで、初期値から動作を変えることができます。 尚、プログラムの性質上、棋譜は指定する必要があります。(棋譜指定なしでもエラーにはなりません) 初めは棋譜だけ指定してHamliteを利用してみてください。慣れてきたらその他の機能を試してみてください。 パラメータ指定の組み合わせで動作が重複する場合は、後に指定したパラメータが有効(上書き)になります。 例)kifuを2つ指定した場合。kifuとmatrixを同時指定した場合。次の手番の色をstart_boardとstart_color で重複して指定した場合。などなど。
パラメータ文字列 = 値 & ^^^^^^^^^^^^^^^^ ^^ ^^ ^^ ↑ ↑ ↑ ↑ | | | `--------複数パラメータを指定するときの区切り文字です。 | | `------------パラメータに設定する値を書きます。 | `----------------パラメータと値の区切り文字として利用します。 `----------------------------パラメータ一覧から選択します。
パラメータ | 初期値 | 使用例 | 説 明 |
---|---|---|---|
kifu | なし | kifu=f5d6c5f4e3f6g5e6e7 |
再生させる棋譜を指定するパラメータです。f5f6e6d6・・・のように棋譜を指定します。 棋譜文字列は、途中で改行を入れてもかまいません。空白や改行文字は無視します。 |
board_color | #009300 |
board_color=009300 |
通常時の盤面の色を表す。色の指定は#を除いた数字6桁で指定します。 |
frame_color | #600000 |
frame_color=600000 |
オセロ盤の外枠の色を指定します色の指定は#を除いた数字6桁で指定します。尚、立体感を持たせるために、指定した色を基準に、「明るい部分」と影の「暗い部分」の色を自動計算して画面表示させます。 |
ah18_color | #0000CC |
ah18_color=0000CC |
座標文字(a b c d e f g h / 1 2 3 4 5 6 7 8)の色を指定します。色の指定は#を除いた数字6桁で指定します。この色指定はサイトのデザインに合わせて指定すると効果的です。Hamliteの初期値では、背景は透過(透明)になっています。設置したサイトの背景の上に座標文字が表示されます。そのため背景が黒に近い色の場合は座標文字の初期値が黒のため見にくくなりなす。その場合は座標文字の色を明るい色(白)にすることで、見やすくすることができます。 |
bgcolor | 透過 | bgcolor=ffffff |
座標文字が表示されている部分の背景色を指定します。初期値は透過(transparent)になっています。Hamliteを貼り付けたWEBページの背景色が透けて表示されます。背景に色をつけたいときは、このパラメータを指定します。色の指定は#を除いた数字6桁で指定します。 |
start_color | black |
start_color=black |
初期盤面からのスタート色を指定できます。通常は黒(black)です。blackとwhiteの2つだけ指定できます。それ以外の文字を指定した場合は無視され初期値の黒となります。 |
start_board |
-------- -------- -------- ---OX--- ---XO--- -------- -------- -------- |
start_board= -OOO---- X-XO-O-- -XOOO-X- OOXOXX-- OOOXXXX- OOXXXXX- O-XOOX-- -X-OO-X- O |
初期盤面(スタート時の盤面)を指定できます。このパラメータを指定しない場合は、通常の石の配置でスタートします。盤面の記述方法は、黒を'X', 白を'O'(アルファベットのオーの大文字)、空白を'-'として、オセロ番左上の隅(a1)から右にb1,c1...a2,b2,...g8,h8と文字をつなげて指定します。盤面全体で半角64文字分すべて指定します。盤面をすべて指定した後に半角空白あけて石をを記述することで次の手番も同時に指定できます。次の手番を指定しない場合(盤面だけ指定)、盤面の空きの数が偶数の場合は黒番、奇数の場合は白番に自動設定されます。またstart_colorパラメータで別途指定することもできます。
例)次の盤面を初期盤面として指定したい場合。(黒●、白○、空・) ・○○○・・・・ ●・●○・○・・ ・●○○○・●・ ○○●○●●・・ ○○○●●●●・ ○○●●●●●・ ○・●○○●・・ ・●・○○・●・ 次の手番○ 記入例1: |
matrix | なし |
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オセロ棋譜再生アプレットHamletの棋譜形式にも対応しています。ただ実行環境によってはmatrixパラメータが正しく動作しない場合があるので推奨いたしません。過去の互換性のために残してあります。 |
start_mode | replay |
start_mode=replay
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Hamliteを起動したときに最初に動作させるモードを指定します。モードには次の3種類があります。 ■棋譜再生モード start_modeパラメータに replay を指定すると棋譜再生モードで起動します。start_modeパラメータを省略した場合もこのモードになります。 ■試し打ちモード start_modeパラメータに trial を指定すると試し打ちモードで起動します。オセロ盤としてHamliteを利用したいときに便利です。 ■棋譜表示モード start_modeパラメータに kifu を指定すると棋譜表示モードで起動します。最初から棋譜を表示させたいときに指定します。 |
パラメータ | 初期値 | 使用例 | 説 明 |
---|---|---|---|
start_board |
-------- -------- -------- ---OX--- ---XO--- -------- -------- -------- |
start_board= *BOOOOO+ xCOOXO++ xXXXOXOO xXOXXXOO XXoXOXOO XXoXOXOO -XooX-aO --@XXXb- O |
初期盤面(スタート時の盤面)に、文字やマークなどの飾りをつけることができます。「次の一手問題」などに応用できると思います。
記入例:
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